【何の開発】熱海:土砂崩れ(土石流)の盛土開発業者名はどこ?

時事

こんにちは。坊主です。

2021年7月3日、熱海市の伊豆山地区で発生した土砂崩れ(土石流)について、「盛土」が原因とする見解が示され世間の注目を集めています。

一体、盛土を行った開発業者はどこなのでしょうか?

また、何のために盛土を行ったのでしょうか?

熱海市:土砂崩れ(土石流)の原因は盛土?

土砂崩れ(土石流)の原因とされる盛土について、「読売新聞」は次のように報じています。

県は2010年以降のデータから、
起点付近に開発行為約5・4万立方メートルの盛り土があったと推定。

今回の土石流で、
このうち5万立方メートル以上が崩落したとみている。

1ヘクタールの土地を5メートルかさ上げするだけの量に当たり、
県は

「この崩落が土石流を誘発したかは不明だが、
被害を甚大化させたと推定される」

としている。

県と熱海市によると、
この付近の開発については07年、
神奈川県内の企業が県土採取等規制条例に基づき、
市に工事を届け出た。

11年頃に完了報告があり、
今回、この工事による盛り土が崩れた可能性があるという。

(2021年7月5日配信)

上記の通り、今回の土砂崩れは、問題の盛土が崩落して発生した可能性が指摘されているのです。

この盛土は神奈川県内の業者が開発目的で行ったものであり、工事自体は2011年に完了しているようです。

つまり、危険な盛土は10年以上も放置されていたことになるわけです。

一体、この盛土をした開発業者とはどこなのでしょうか?

世間の反応

神奈川県内の企業が県土採取等規制条例に基づき、市に工事を届け出た。

ということは、
どこの会社が施工したのかわかっているんだよね?

あの崩落元の場所見たら
それ以外の原因は考えられないよね。

数日間の総雨量から考えても
それ以外の原因は考えられないよね。

これは完全に人災です。

盛り土完了報告から10年経って
今まで起きなかった故の結果なのか

全国にはこの様な似たような盛り土も有るだろう、
今一度見直し調査が必要だろう。

土を捨て盛ることにはさほど時間もお金もかからないだろうが
支えるコンクリートダムは膨大なお金が必要だ。

この先許可する行政は、
この様な事例も踏まえ慎重な認可が必要になるだろう。

盛り土の開発会社はどこ?業者名の特定は?

盛り土をした会社について調べたところ、この業者名は一切公表されていないことが分かったのです。

SNS上でも開発会社が特定されたという情報はなく、現在でも特定作業が行われている状態です。

ただ、「盛り土」という行為から、”ある企業”の名前が挙げられていました。

それが、神奈川県 茅ヶ崎市に所在する「佐藤ファーム」という事業者です。

実は、佐藤ファームは相模原市に「津久井農場」を建設する事業を担っているのです。

しかし、この津久井農場の建設に地元住民の多くが反対の声を上げています。

その理由が「盛り土」に関係していたのです。

というのも、地元住民の間では、この盛り土が「リニア工事に絡む残土(産業廃棄物)ではないか?」という疑念が生じているからです。

この噂について「ハーバー・ビジネス・オンライン」は次のように報じています。

市の山の中に大量の残土が捨てられる

噂では、
その数㎞近くで工事が行われるリニア中央新幹線のトンネル掘削の残土らしい。

山の中に捨てれば不法投棄だが、
山の急斜面を残土で平坦地にして「津久井農場」という牧場を建設するという。

「地元では、
なぜ、わざわざ牧場計画地に斜面を選んだのか
この事業者が本当に酪農をやりたいのかが見えてこないという人がいる。

牧場造成に名を借りたリニア残土捨て場であり、
牧場の造成直後に事業者は

『やっぱり無理でした』

と牧場経営を放棄するのではとの噂もあります」

※「https://www.msn.com/ja-jp/news/national/リニア工事の残土処分のため-相模原市の急斜面に-不思議な牧場-建設計画/ar-BB177gk7」より引用

上記の通り、問題の開発計画は、農場としては不適切な”急斜面”で実施される予定なのです。

「急斜面を盛り土で平坦にして農場を造る」という開発計画は、素人目でも見ても不自然でしょう。

そのため、地元住民の間では、「農場計画はリニア残土を廃棄するためのカモフラージュ」という意見が大半を占めているというわけです。

ただし、この件はあくまでも”相模原”の盛り土問題であり、今回の土砂崩れに佐藤ファームが関与しているという事実は一切ありません

注意点【7月6日追記】

先述した通り、佐藤ファームが関与した盛り土の問題は”相模原市”の事例(津久井農場)のみです。

後述するように、伊豆山の盛り土に関与した会社は「新幹線ビルディング」と判明しています。

繰り返しになりますが、佐藤ファームは今回発生した土砂崩れの盛り土とは一切関係がありません。

この点をご留意くださいますようお願い申し上げます。

【7月6日追記】盛り土をした業者は新幹線ビルディング

ジャーナリストの木下黄太氏が伊豆山一帯の土地に関する登記簿を入手し、自身のブログで公開しました。

その登記簿には土地の「権利者」として、「新幹線ビルディング」という業者名が記載されていたのです。

つまり、問題の盛り土(残土)を行った会社は新幹線ビルディングとなります。

この会社については以下の記事をご覧ください。

盛り土は何の開発?

熱海市の伊豆山地区に置かれた盛り土は、何の開発目的で行われたのでしょうか?

そこで、この開発目的を調べたところ、「宅地開発」の一環であることが分かったのです。

つまり、土石流が発生した一帯を、人が住める状態にするために盛り土が行われたということになります。

しかし、この一帯は急斜面が多いため、人が住むには不適切なのです。

そのため、先ほどの農場計画と同様に、「リニア残土を捨てるためのカモフラージュでは?」という疑念が生じています。

【7月8日追記】盛土の”量”と”高さ”は違法で産業廃棄物も混入

伊豆山に置かれた盛土ですが、この残土が条例に違反する”量””高さ”であることが分かりました。

さらに、この盛土には産業廃棄物も含まれており、行政は当時から幾度なく是正指導を行っていたのです。

この違反について「JIJI.COM」は次のように報じています。

業者は盛り土の工事を申請する際、
市に約3万6000立方メートルと届け出ていたが、
実際は約5万4000立方メートルだった。

盛り土の高さも、
県の技術基準では15メートルまでと定められているが、
実際は推定50メートルまで積み上げられていた。

(2021年7月7日配信)

上記の通り、盛土は”量”と”高さ”の両面で条例に違反しています。

特に”高さ”に関しては、基準値よりも35mも高く積まされていたのです。

この盛土と土石流の因果関係は解明されていませんが、これらの違反がなければ、被害の甚大化は防げたかもしれません。

ちなみに、盛土には以下の産業廃棄物も含まれていたことが確認されています。

産業廃棄物の内容

〈1〉木くず

〈2〉風呂のタイル

〈3〉自動車(不確定)

〈4〉プラスチック片

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6 件のコメント

  • 土石流が発生し、前代未聞大惨事の元凶は、
    川勝知事の、県民の命より反日国家である韓国、中国に無謀な森林伐採を含む開発を優先させた結果である。

    この様な惨事は、日本全国の大規模ソ-ラ-開発場所で今後無数に発生するであろう。

    国は、国民の命、国土を守るために
    早急に外国勢力による日本崩壊を防ぐため
    菅総理が先頭となって取り組め!

  • 資源エネルギー庁のHPで静岡県の熱海市伊豆山の太陽光発電設備を検索すると
    ある特定のグールプ会社に行き着きます。

    発電出力を40kwに分割し
    開発の適用除外にしようとする意図が見られます

  • 10年も前でリニア工事も始まっていない頃。

    仮に土が山梨の実験線のものと仮定しても、
    山をいくつも超えてわざわざ熱海に?

    運搬費もバカにならないでしょうし、
    ちょっと、いや、かなり無理のある主張に聞こえますが…

    新東名の建設残土でも使ったほうがより近くで手に入りますね。

  • メガソーラー設置場所を開発した時の残土でしょう。

    メガソーラー箇所から、
    盛土箇所まで工事用道路がはっきりわかる。

    10年以上前の工事用道路であそこまで分るなら、
    かなり大きな工事用道路です。

    県に提出されている【開発計画】ではもっと下部(法尻)付近に盛土が計画されています。

    それがあれだけ上流部に盛土されているということは、
    搬出元がそこよりも上部にあるということ。

    つまり、メガソーラーが搬出元です。

    そしてメガソーラの設置により山の保水力が失われ、
    出水が短時間かつ大量になったことから

    出水は沢に集水され 
    結果盛土が崩落が発生したと考えるのが妥当です。

    過去に何度か災害が発生している箇所にあの盛土はあり得ない。

    100%メガソーラ設置者と、許可を出した人間の責任です。

    川勝知事は『新しいタイプの災害』などと発言していますが

    古典的な犯罪的人災だと思います。

  • 今回の件犠牲者・被害者の皆様には申し訳ありませんが、
    施工業者の責任も重大ですが、
    静岡県、熱海市の責任も重大だと思います。

    又、現在の所有者の方も盛り土とは、知らなかったとコメントしていますが
    現場を見れば素人の方でもわかると思います。

    責任の押し付け合いをしないで
    届出を受理した行政(静岡県知事・川勝平太)が責任を取るべきです。

  •  2011年に前所有者から現所有が土石流発生源の土地を前所有者から購入し、
    盛土が全て前所有者によるものならば、
    今回の事故発生まで10年以上危険な状態のまま放置してあったわけで、
    同地方行政の管理主体である静岡県や熱海市に責任があることは明白である。

     特に、大井川水系への影響を理由に、
    リニア新幹線の鉄道工事に待ったをかけるほど、
    県民の生活を思う静岡県知事であるならば、
    国内有数の観光地である熱海の盛土の問題を、
    なぜ今まで何ら手を打つことなく、放置しておいたのか理解に苦しむものである。
     
    静岡県知事でなくても、新幹線で熱海を通れば、
    同地域が急峻な勾配の中にあり、
    大雨が降れば危険な地域であることくらいは、
    理工系の学生や技術者は勿論、
    中高生や賢い小学生でも見れば解ることである。
     
     静岡県の知事であるならば、
    そう思えば、10年もあれば一度くらいは熱海で下車し、
    住宅地を確認することくらいはしなければならぬし、
    実際にしていたならば、すぐ手を打たねばならぬことくらいは、一目瞭然であったろう。

     同様の責任は、熱海市長においても同じである。
     
     しかしながら、起こってしまった今、もとに戻すことは出来ず、
    今となっては、亡くなった方々やその親族の方々に、
    行政の長として真摯に謝罪すべきである。

    同時に問題の業者と現所有者を国民・県民に公表し、
    事実関係を明確にした上で、
    損害賠償請求等必要な手続きを速やかにすべきである。
     
     さらに、今後に対しては、
    例年のように起こる降雨や土砂災害を未然に防ぐべく、
    県内の同様な危険箇所を危険度のランク別に特定し、
    単長期的な改善計画を立案の上、県民に公表し、
    危険度の高い箇所から順次工事に取り掛かるようすべきである。

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