【致死率】カザフスタン:正体不明の肺炎はコロナの突然変異?

時事

こんにちは。坊主です。

2020年7月10日、カザフスタンで「正体不明の肺炎」が集団発生していることが報じられ世間の注目を集めています。

一体、「正体不明の肺炎」とは何なのでしょうか?

また、新型コロナウイルスと関係があるのでしょうか?

カザフスタンで「正体不明の肺炎」が急拡大

カザフスタンで急拡大している「正体不明の肺炎」について、「WoW!Korea」は次のように報じています。

中国と国境の接している中央アジアのカザフスタンで、
正体不明の肺炎が集団発病している。

特にこの肺炎の致死率は、
新型コロナウイルス感染症よりかなり高いものと伝えられ、
中国政府が緊張している。

今日(10日)香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、
カザフスタン駐在の中国大使館はこの日の声明で

「正体不明の肺炎がカザフスタンを襲っている」

として、
現地居住の自国民を対象に警戒令を発令した。

大使館側は

「肺炎の致死率が高く、新型コロナより危険だ」

とし

「カザフスタン保健省は肺炎ウイルスに対して
比較研究を進めているが、
まだ原因を究明できていない」

と説明した。

(2020年7月10日配信)

上記の通り、カザフスタンで確認された「正体不明の肺炎」は新型コロナウイルスよりも強毒で、致死率も高いようです。

ただ、現在の時点では発生原因が解明されていません。

早期に発生原因が特定されなけば、カザフスタンを中心に「正体不明の肺炎」が世界に蔓延する危険があります。

世間の反応

ウイルスであれば
サンプルをしかるべき所に送って遺伝子解析して欲しい。

現在のコロナの変異型か全く新しいモノなのか確認しないといけないと思う。

WHOにサンプルを送れと言いたいところだが
信頼できないのが悲しい。

医療が充実していない地域での事ではなんとも言えないが、
世界的なパンデミックは勘弁してほしい。

高齢者や持病をもった方々がこれ以上被害に合わない為にも、
国として徹底的な水際対策をお願いしたい。

中国に対し忖度した結果が今のコレじゃ、
頼りになるものなんかないな。

己は己で守るしかない悲しい世の中になったな〜。

SARS、MERS、新型コロナとコロナウイルスは次々と変異。

集団免疫論者のおかげで新型コロナ感染者は野放し、
感染拡大を許し
ウイルスの遺伝子変異の機会は際限なく増え
将来的には強毒化、
SARSの致死率と新型コロナの感染力をあわせ持つ強毒コロナが出現するのかも。

この肺炎の病因がそれでない事を願うのみですね

「正体不明の肺炎」の致死率は?

新型コロナウイルスよりも致死率が高いと言われている「正体不明の肺炎」ですが、その致死率は何%なのでしょうか?

そこで、「正体不明の肺炎」の致死率について調べてみたものの、現在の時点では具体的な数値は公表されていなかったのです。

恐らく、「正体不明の肺炎」が確認されてから日が浅いため、詳細なデータを取れていないことが原因だと思われます。

そのため、ある一定の期間を設けて詳しいデータが取れれば、致死率が公表されると思われます。

ちなみに、新型コロナウイルスの致死率は、当初2~3%と言われていました。

しかし、全世界に感染が拡大されたことで、この数値は全く参考にならなくなったのです。

「日経経済新聞」に掲載された”国別”の致死率がこちらです。

※「https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-chart-list/」より引用

国ごとで致死率が全く異なるため、「新型コロナウイルスよりも致死率が高い」という表現だけでは「正体不明の肺炎」の致死率は計測できません。

ちなみに、「SARSウイルス」および「MERSウイルス」の致死率がこちらです。

SARSおよびMERSの致死率

(1)SARS:9.6%

(2)MERS:34.4%

※「https://www.asahi.com/articles/ASN1Q6JFJN1QULBJ00K.html」参照

新型コロナウイルスが突然変異?

「正体不明の肺炎」の発生原因は不明ですが、新型コロナウイルスが突然変異した可能性も否定できません。

事実、新型コロナウイルスは既に突然変異を繰り返しており、その中には全く新しいタイプのウイルスが発現していることが報告されているからです。

世界で感染者約250万人、
死者17万人を出している新型コロナウイルスは突然変異を繰り返し、
最強種は最弱種の270倍のウイルス量を生み出すそうです。

中国・浙江大学の研究チームは査読前の論文で、
浙江省杭州市で1月22日~2月24日に無作為に選ばれた患者11人から取り出した新型コロナウイルスを
サル由来のベロ細胞に感染させ、
分析した結果を報告。

それによると、
33を超える突然変異を確認。

そのうち19は全く新しいものでした。

※「https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200421-00174514/」より引用

既に新型コロナウイルスの突然変異が確認され、その中には全く新しいタイプのウイルスも出現しているため、カザフスタンで発生した「正体不明の肺炎」も突然変異で生まれた可能性があります。