こんにちは。坊主です。
2019年11月4日、大手人材派遣会社「マンパワーグループ」による不祥事が報じられ世間の注目を集めています。
報道によると、マンパワーグループの不祥事は同社の社員による内部告発で明るみになったようです。
一体、同社は何をしたのでしょうか?
マンパワーグループがサクラの学生を雇っていた
内部告発により発覚したマンパワーグループの不祥事について「ハーバー・ビジネス・オンライン」は次のように報じています。
10月18日、
東京都と「東京しごと財団」(東京都の外郭団体。以下、財団)は、「団体別採用力 スパイラルアップ事業の受託者における契約違反について」
という報道発表を行った。
それによると、
財団が「マンパワーグループ」などへ委託している合同企業説明会で「契約違反の事実が確認された」、
具体的には
「金銭を提供して学生を集客していた」
という。
つまり、
マンパワーなどが説明会を盛況に見せるため、
サクラの学生を雇って参加させていたわけだ。
上記の通り、マンパワーグループはサクラの学生を雇っていたのです。
同社の不正を告発したAさんによると、サクラの学生1人つき15000円を支払っていたようです。
Aさん:
企業側のための採用イベントを税金で運営していますが、
学生を集客するために学生1人あたり1万5000円を代理店に支払い集客しています。
当然、
学生はその企業採用イベントには興味がなくても、
バイト感覚で来ている。これって税金の無駄遣いだし、
東京都および都民や企業を騙す行為だと私は思うのです。
しかし会社は毎年、
当たり前のように金でサクラを使っています。
Aさんによると、マンパワーグループの不正は毎年のように行われていると言います。
もし、これが事実であれば、「税金の無駄遣い」に加え、就活生の判断を狂わせる忌々しき事態と言えます。
下請けのコンサル会社が学生の買収を認める
サクラ疑惑が浮上したマンパワーグループですが、先ほどの記事では疑惑の是非については言及されていませんでした。
しかし、同社から集客を依頼されたコンサルト会社はサクラの存在を認めていたのです。
サクラの存在を認めた記事がこちらです。
世間の反応
人事に関わっている方はこの件にもっと怒っていい
なんと!
これまで闘ってきた「東京しごと財団(パソナ)」と
派遣会社「マンパワーグループ」のコラボレーション不祥事です。
過去サクラ事件を引き起こした企業の末路を思えば、
まともな国であればマンパワーグループはただじゃ済まないです。それぐらい酷い事件を引き起こした自覚はあるのでしょうか。
自覚が無いならば、
横浜の本社前で訴えなければなりませんね。敵だから言うわけではなく。
本当にこの国が心配でならない。
社長:池田匡弥の経歴
マンパワーグループの社長を務めているのは、池田匡弥(まさひろ)氏です。
池田社長は中途採用で同社に採用され、現場からの叩き上げで代表に就任しました。
池田社長の経歴がこちらです。
1989年、
慶應義塾大学 経済学部 卒。97年、マンパワー・ジャパン
(現・マンパワーグループ)に入社。07年、
執行役員副社長、12年、
取締役代表 執行役副社長に就任。14年から現職。
※「マンパワーグループ」より引用
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