こんにちは。坊主です。
2020年9月16日、「週刊文春」が日テレの”ある疑惑”を報じ世間の注目を集めています。
その疑惑というのが、同社が手掛ける太陽光発電事業の”不正”です。
告発者によると、日テレ傘下にある下請け企業が偽の太陽光パネルを設置しているとのこと。
果たして、この告発は事実なのでしょうか?
また、偽の太陽光パネルを設置している下請け企業とはどこなのでしょうか?
日テレの太陽光事業で補助金の不正受給が告発される
補助金の不正受給を告発された日テレについて、文春オンラインは次のように報じています。
「日テレグループが稼働させている熊本県の発電所で、
経産省に認定を受けた事業計画とは異なる、
“偽パネル”が設置されているのです」
そう証言するのは、
日本テレビグループが太陽光事業に参入した当初から下請け業者を務めてきた、
株式会社シナジーコーポレーションの早津賢社長(45)だ。
通常、太陽光発電所を建設するためには、
経済産業省に対して事業計画を提出し、
認定を受けて事業を行うことが義務付けられている。
ところが小国町の発電所には、
事前に経産省に届け出た事業計画に記載されていない太陽光パネルが設置されていると早津社長は説明する。
「日テレグループの太陽光発電事業を担う下請け企業Kが、
別の発電所で使用するはずだった出力数の低い太陽光パネルを1万枚以上設置し、
さらにパネル裏面に、
出力数や製品名が偽装されたシールを貼りつけています。」
「昨年(2019年)からこの“偽装工事”を日テレHDの部長やグループ会社の幹部に告発していますが、
事態をうやむやにして隠蔽する動きがあるのです」
(2020年9月16日配信)
上記の通り、偽の太陽光パネルを設置したのは日テレの下請け企業である「K社」だったのです。
K社は出力の低い太陽光パネルを設置しただけでなく、出力数や製品名までも偽装しているようです。
告発者である早津社長はこの問題を日テレの幹部に報告。
しかし、幹部は偽装問題を解決するどころか隠蔽する動きさえ見せているとのこと。
ただ、文春の取材に対して日テレは隠蔽の事実を真っ向から否定しています。
今回の偽装を日テレが把握していたとすれば、組織ぐるみで補助金を不正に受給したことになります。
一体、偽装の”実行犯”である「下請け企業K」とはどこ会社なのでしょうか?
世間の反応
何度も告発受けてるのに
上の人はのらりくらりとかわしてたんでしょ?少なくとも
そういうことがあって調査中とか発表されたとか聞いた事ないよ。それはすでに隠蔽しようとしてたという事では?
これが自分達と関係ない会社だったら
偽装だとか業者の闇だとか言って報道しまくってたんじゃないの?調査中・・・実に便利な言葉だ。。。
最終的には間違えて取り付けてしまっただけ・・・みたいなとこに落ち着くのかな?
現場責任者あたりに罪をなすりつけて。
設置するのは自由ですが、
太陽光事業“偽パネル”設置で補助金を受給している日テレグループは普通に終了と思う方に一票。
これは下請け会社が悪いのであって、
日テレHDやその子会社は全くの被害者でしょう。
偽装した「下請け企業K」はどこ?会社名の特定は?
偽の太陽光パネルを設置した「下請け企業K」とはどこの会社なのでしょうか?
そこで、日テレの太陽光発電事業について調べたところ、平成26年度の四半期報告書より以下の情報が得られたのです。
※「https://www.ntvhd.co.jp/ir/data/securities/pdf/valuable_securities_033.pdf」より引用
上記の通り、太陽光発電事業を開始する当たり、日テレグループは「サンエイワーク」と契約を結んでいたのです。
しかし、サンエイワークのイニシャルは「S」であるため、偽の太陽光パネルを設置した「K社」とは一致していません。
問題の報告書を調べてみても、下請け企業は掲載されておらず、どこの会社が太陽光事業を受け持っているのかは不明となっています。
下請け企業Kについて情報をお持ちの方はコメント欄よりお知らせ下さい。
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