こんにちは。坊主です。
今回は、一般社団法人である「サービスデザイン推進協議会」を取り上げます。
「持続化給付金」を担当するサービスデザイン推進協議会ですが、その実態が”幽霊法人”であることが「週刊文春」の取材で明らかになり世間の注目を集めています。
一体、サービスデザイン推進協議会とはどんな団体なのでしょうか?
サービスデザイン推進協議会は実態なき幽霊法人
実態のない幽霊法人であることが発覚したサービスデザイン推進協議会について、文春オンラインは次のように報じています。
安倍政権がコロナ不況への緊急経済対策として打ち出した「持続化給付金」。
約2兆3000億円の予算がついたこの事業を経産省から委託された一般社団法人が、
実体のない“幽霊法人”だったことが「週刊文春」の取材で分かった。社団法人の代表理事が「週刊文春」の取材に対し、
「何も活動がない」
と認めた。
「週刊文春」の取材に対し、
「サービス協議会」の代表理事である笠原英一氏(アジア太平洋マーケティング研究所所長)が明かす。
「私は電通の友人に頼まれて、
インバウンドの研究をやろうと思って入ったんだけど、
何にも活動がないから。いつも会議は電通さんでやっていました。
電通さんに聞いた方が」
代理店関係者が言う。
「『サービス協議会』は、
経産省肝いりの『おもてなし規格認証』という制度を運営する団体として2016年5月16日に設立された。主導したのは当時電通社員だったA氏で、
電通が国の業務を間接的に請け負うための隠れ蓑として設立された団体と言われています」
(2020年5月27日配信)
上記の通り、サービスデザイン推進協議会を設立したのは「電通」の人間だったのです。
文春の取材に応じた代理店関係者によると、この団体は電通が政府の仕事を”隠れて”請け負うために設立されたと言います。
もし、これが事実であれば、政府と電通には「癒着」や「利権」の疑惑が浮上します。
同団体の理事を務める笠原英一氏も「何も活動がない」と発言しており、実態のない幽霊法人であることを認めています。
「天下り」や「癒着」「利権」との声も
サービスデザイン推進協議会が政府と癒着しているのであれば、関係者の天下り先になることは必至でしょう。
そのため、文春の記事が公開された直後から批判の声が殺到しています。
電通に役人が天下っていないか調べたほうがいいんじゃないか?
役人を太らせる仕組みが次々と出来上がっているような気がする。
実体がなく何の活動もできない団体がなぜ受注できるの・するのか、明らかにしろよ、
実際はどこがこの事業を動かしてるのか、意味がわからんわ。
「電通が国の業務を間接的に請け負うための隠れ蓑として設立された団体」
性懲りもなくまだ出てきた電通。
これは「安倍がー」ではなく、所轄官庁がダメ。
検察庁のマスコミベッタリと同罪の経産省の代理店ベッタリが明らかになったと言う事。
最近は安倍絡みの問題の殆んどが、
実は官僚の各業界癒着が原因だったのではと、
個人的に認識を変えました。
ただ、政府との癒着や利権疑惑が今に始まったことではありません。
実は、2018年の時点で既に癒着を指摘する声が上がっていたのです。
【税のムダ】おもてなし規格認証
経産省(アベ友)が認定マーク配布『一般社団法人サービスデザイン推進協議会』5億円も税金、ムダな天下りに流れ
認証マーク付くと政策金融公庫から融資や補助金の特典つき
国策に従う者にはご褒美、ツケは納税者
税金はアベの従者を増やすための"きびだんご"じゃない pic.twitter.com/mS2DTNchkE— 蓮見唯香 (@YUIKA322) March 2, 2018
上記の通り、この団体は「経済産業省」からの認証を受けており、5億円もの資金(税金)が投入されていたのです。
業務執行理事は誰?
サービスデザイン推進協議会の代表理事は笠原英一ですが、本人が「何も活動がない」と発言しているため、理事という役職は肩書だけなのでしょう。
では一体、実際に同団体を動かしているのは誰なのでしょうか?
そこで、この人物について調べたところ、「平川健司」という名前が確認されたのです。
事務局を務めるサービスデザイン推進協議会・業務執行理事の平川健司氏にお話しいただいた。
※「https://www.compass-it.jp/pickup/3557」より引用
(2018年8月13日公開)
一体、業務執行理事を務める平川健司氏とは何者なのでしょうか?
平川健司(電通)の経歴+画像あり
サービスデザイン推進協議会の業務執行理事を務める平川氏について調べたところ、電通の人間であることが確認されたのです。
https://twitter.com/yotchansan_tw/status/1270000067496181762
平川 健司 (ヒラカワ ケンジ)
株式会社電通
プラットフォーム・ビジネス局事業企画部長東京大学文学部卒業後、
株式会社電通に入社。
2001年
JR東日本Suicaプロモーション業務に従事。
2011年3月まで
電通とリクルートの共同出資会社、
株式会社DRUM取締役としてFelicaマーケティングサービスの企画開発を担当。
現在(2013年当時)、
株式会社電通プラットフォーム・ビジネス局事業企画部長として
プラットフォーム構築とビジネスモデル開発を推進。
※「https://academy.meiji.jp/course/detail/1394/」より引用
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