【経歴】法務省:川原隆司 刑事局長の画像

こんにちは。坊主です。

今回は、川原隆司氏を取り上げます。

法務省の刑事局長を務めている彼ですが、黒川弘務検事長が賭け麻雀に興じていた問題に言及し批判の声が集まっています。

一体、川原刑事局長は何と発言したのでしょうか?

黒川弘務検事長の賭け麻雀を「高額とは言えない」と発言

黒川検事長の賭け麻雀について「JIJI.COM」は次のように報じています。

法務省の川原隆司刑事局長は22日の衆院法務委員会で、
東京高検検事長を辞職した黒川弘務氏が参加したマージャンに関し、
賭けレートは「点ピン」と呼ばれる1000点100円だったと明らかにした。

川原氏は

「もちろん許されるものではないが、
社会の実情を見たところ
必ずしも高額とは言えない

と説明。

出席した委員らから「おかしい」とヤジが飛ぶと、
川原氏は

「処分の量定に当たっての評価だ」

と強調した。

(2020年5月22日配信)

上記の通り、川原刑事局長は黒川検事長の賭け麻雀について「高額とは言えない」と発言していたのです。

賭け麻雀は賭博罪に当たり、回数や金額に関係なく成立します。

ましてや、黒川検事長の場合は2017年頃から月2~3回のペースで賭け麻雀を行っており、常習性が極めて高いと言えます。

それにも拘わらず、彼への処分は「訓告」という「厳重注意」のみなのです。

国民は厳罰を求めて「懲戒免職」の声が挙げていますが、本日(5月22日)の閣議決定で黒川検事長の辞任が承認されました。

つまり、彼には7,000万円とも言われている退職金が満額で支給されることになるわけです。

ちなみに、この退職金は国民の税金で賄われています。

世間の反応

検察庁は襟を正す気持ちが薄い。

この金額は賭けても問題ないと聞こえる。

一般的に高額でなくても、
立場と時期を考えたら更に許されない。

黒川検事長も川原刑事局長も感覚がおかしいし、
検察官としての資質が無い。

訓告もおかしい。

懲戒解雇が相応しい。

額の問題もだけど、
常習性があったのか調べなきゃいけないのに、
今日の答弁を聞いてると全く調べようとしない感じが否めない

森大臣も早くこの問題を片付けたいのだろうけど、
一番早く片付くのは
森大臣自身が辞めて有耶無耶にすることしかないと思うが

結局一度も森大臣から真摯な説明がされないていないし

法務省と検察庁は自分で自分の首を絞めているようにしか見えません。

黒川氏を厳正に処分することによってのみ、
国民の信頼を保つことができると言うのに…。

これでは金丸信氏を略式起訴で済まそうとして、
国民の大反感を買った時の再現になりかねません。

刑事局長:川原隆司の経歴

川原刑事局長の経歴がこちらです。

主な経歴

■1987年
慶應大学 法学部 卒業

■1989年
検察官 採用
東京地検

■1990年
岡山地検

■1993年
京都知見

■1995年
東京地検

■2010年
東京高検

■2013年
大阪地検 総務部長

■2014年
東京地検 刑事部長

■2016年
東京高検 刑事部長

■2017年
秋田地検 検事正

■2018年
最高検 検事

■2019年
法務省大臣官房長

※「https://yamanaka-bengoshi.jp/」参照