こんにちは。坊主です。
2020年6月19日、かつて京都府警の巡査長だった男の詐欺事件がきっかけで京都府が提訴されました。
一体なぜ、京都府は提訴されたのでしょうか?
高橋龍嗣が詐取した1110万円の返還を求めて京都府が提訴される
京都府が提訴された経緯について「京都新聞」は次のように報じています。
京都府警の警察官の男(39)=懲戒免職=が2018年、
特殊詐欺被害を防ぐために金融機関から寄せられた情報を悪用し、
京都市伏見区の男性(79)から現金計1110万円をだまし取った詐欺事件で、
被害男性が19日までに、
府に対して被害に遭った全額の損害賠償を求めて京都地裁に提訴した。
訴状などによると、
男性は警官という立場から男の言動を信頼して、
現金を手渡した。
職務上の行為として故意に違法な損害を与えたとして、
「府には国家賠償法に基づく賠償責任がある」
と訴えている。
男は昨年(2019年)11月、
京都地裁で懲役5年の判決を受け、確定した。
判決によると、
伏見署の交番勤務だった18年11月、
男性が多額の資産を保有しながら生活保護を受給していたと把握。「お金を警察で預かって受給について調べる」
などとうそを言い、
2回に分けて計1110万円を詐取した。
(2020年6月19日配信)
この記事では被告の実名は出てきませんが、逮捕された当時の報道により「高橋龍嗣(りゅうじ)」の名前が確認されています。
京都府警
高橋 龍嗣
特殊詐欺グループの手口模倣かhttps://t.co/sDHnI2iWKI
「犯罪に関わるお金の可能性があるので、預かって捜査する」
逮捕当初は「借りただけで、だましたつもりはない」と否認。警察官を信用してはいけません。 pic.twitter.com/nF0Epa1tpn
— ラテスJP (@latesjp) June 29, 2019
被害者の男性は高橋被告に詐取された全額返金を求めて京都府を提訴しました。
しかし、事件の経緯を見ると、この被害者は生活保護を不正受給していました。
本来であれば、この被害者も詐欺容疑で逮捕されるべきでしょう。
両者が「悪」であるため、ネット上では双方に厳しい声が上がっています。
世間の反応
男性が多額の資産を保有しながら生活保護を受給していたと把握。
と言う事は、
生活保護を騙して受給していたのですか?その人の資産を詐取したと言う事ですかね。
自分の解釈が間違っていたとすればすみませんが、
正しければ、どちらも悪いですよね。
これ、被害者も生活保護を不正受給してたってことだよね。
となると被害者には不正受給分の返還をさせるべきだし、
加害者側も本人の生活が苦しくなっても
騙し取った分は全額返還させないといけない。いずれにせよ、
税金を1円たりとも彼らに与えるべきではない。
確かに警察官の立場を利用していたから、
府に訴える気持ちはわかる。それとは別に
多額の資産がありながら生活保護を受けていたのなら、
不正受給の疑いもあるように思う。それはそれできっちり調べて
不正があるなら告訴なりの対応を求めたい。
家族(嫁+子供)あり!自宅はどこ?
高橋被告の家族を調べたところ、妻と2人の子供の存在が明らかになりました。
近所の人などによると、
十数年前に京都市中京区の戸建て住宅を購入。共働きの妻と子供2人の4人暮らしで、
「和やかな雰囲気」だったという。
※「産経新聞」より引用
(2019年6月15日配信)
ただ、家族の素性は公にされておらず、リーク情報も確認されていません。
ちなみに、自宅の場所についても詳細な情報は確認されていないため不明となっています。
父親は誰?名前は?
ネット上では高橋被告の父親にも注目が集まっています。
実は、彼の父親もまた警察官だったのです。
高橋容疑者は平成9年に京都市内の私立高校を卒業後、
19年に警察官に。警察署の交番を中心に勤務し、
犯行当時は同伏見署で交番勤務に就いていた。関係者によると、
父親も警察官だったという。
※「産経新聞」より引用
(2019年6月15日配信)
この報道を受けて、ネット上では父親を特定しようとする動きが見受けられます。
ただ、上記の記事では「警察官だった」と”過去形”で表記されています。
つまり、父親は既に警察を退職していると思われます。
そのため、所属や階級などは特定されていません。
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