【今現在】ANA:今里仁機長の画像↓高知空港の胴体着陸動画+原因

時事

こんにちは。坊主です。

今回は、2007年3月13日に高知空港で発生した胴体着陸事件を取り上げます。

この胴体着陸事件が、2022年5月26日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」で紹介されます。

https://twitter.com/fujitv/status/1529585600843550720

一体、胴体着陸事件が起きた原因は何だったのでしょうか?

また、当時の機長は誰だったのでしょうか?

高知空港:ANA1603便が胴体着陸↓事故の動画や原因は?

胴体着陸を余儀なくされた当該機は、「ボンバルディア社」が製造したANA(全日空)の1603便でした。

ANA1603便が胴体着陸を行う実際の動画がこちらです。

この映像では胴体着陸を成功させていますが、胴体着陸には非常に高度な技術が要求されます。

操作を誤れば航空機のガソリンが発火する恐れがあり、そうなれば爆発・炎上は必至です。

しかし、今回の事件では56人にいた乗客の内、1人の怪我人も出すことなく胴体着陸を成功させているのです。

ANA1603便が胴体着陸を余儀なくされたのは前輪が出なかったからです。

本事件後、前輪が出なかった原因の調査が行われ、”ある事実”が特定されたのです。

その事実が以下の2点です。

前輪が出なかった原因

〈1〉前輪格納庫の扉を開閉するアーム部分の部品が正位置からズレていた

〈2〉アーム部分を固定するボルトが紛失していた

前輪が出なかった直接の原因は〈1〉でした。

アーム部分の部品が本来の装着より機体側にズレていたことから、これが格納庫の開閉を邪魔してしまい、前輪が出なかったというわけです。

そして、この状態は〈2〉のボルトが紛失していたことで発生していたのです。

しかし、これらはANAの整備不良というわけではありませんでした。

実は、機体を製造したボンバルディア社のマニュアルには上記部分に関する記載が存在していなかったのです。

さらに、〈2〉の部分には最初からボルトが入っていた痕跡が確認できなかったのです。

つまり、今回の事故はボンバルディア社による製造ミスが原因だったというわけです。

幸い、今回の胴体着陸は成功したことで1人の死傷者も出ませんでしたが、一歩間違えれば最悪の航空機事故になっていた可能性があります。

世間の反応

この胴体着陸、リアルタイムで観てた!

1人の怪我人も出さなかったことは機長の操作技術によるものだよね。

この機長じゃなかったら胴体着陸は成功しなかったかもしれない。

果敢にも胴体着陸を決断した機長の勇敢さがスゴイ!!

当時のインタビューで機長はマニュアル通りにやっただけと答えていたけど、
それを迅速かつ的確に実行できたのはこの機長だったからだよ。

マジで尊敬する。

今里 仁機長の顔画像や今現在は?

胴体着陸を成功させた機長の名前は今里 仁(いまざと ひとし)さんと言い、2007年3月当時の年齢は36歳でした。

補足

副操縦士の名前は岸野安芳さん(当時34歳)

今里機長は熊本県 芦北郡 芦北町の出身で、3人兄弟の末っ子でした。

また、実家はクリーニング店を経営しており、子供の頃からパイロットになることを夢見ていたようです。

今里機長は八代高校を卒業後、航空大学に進学。

その後、1995年にANAの関連会社である「エアーセントラル」に入社しています。

参照先

http://blog.livedoor.jp/mizu8088/archives/50586474.html

2007年3月の年齢が36歳だったことから、「1971年生まれ」と推定され、2022年5月現在の年齢は51歳と考察することが出来ます。

ただ、今里機長の顔写真(画像)はネット上に残されておらず、過去の番組でも本人は登場していないのです。

また、Facebookアカウントも確認されていないため、今現在の様子は分かっていません。

しかし、51歳という年齢から、現在でもパイロットとして第一線で活躍していると思われます。