こんにちは。坊主です。
今回は、愛知県 田原市で旧正月に行われている「寝祭り」を取り上げます。
「絶対に見てはいけない祭り」として知られる寝祭りですが、300年の時を経て、動画での撮影が解禁されました。
一体、寝祭りの目的とは何だったのでしょうか?
田原市:寝祭りの目的とは?動画は?
寝祭りとは「久丸(ひさまる)神社」と「神戸大宮神明社」の2社間で行われ、この神社間をご神体で移動する行事です。
その目的は「神様の里帰り」であり、次のように説明されています。
寝祭りは、南北朝の皇子「久丸様」を祀る祭礼である。
久丸神社の久丸様のところに、神明社からお嫁さんが来ていて、年に一度お里帰りをされる。それが「寝祭り」です。
※「http://www.tees.ne.jp/~kanbe-c/sub8.htm」より引用
上記の通り、久丸神社に神戸大宮神明社から奥さんが訪れており、年に1回里帰りをするために神社間をご神体が移動するというわけです。
ただ、冒頭でも触れた通り、この寝祭りは「絶対に見てはいけない祭り」とされているため、動画などはネット上にアップされていませんでした。
世間の反応
東京の大国魂神社も大きな祭りの際、一般人が入れない、見れない場所があり、限られた人たちで何かをやっている。
記事の祭りは一般道を歩くことから本当にたまたま目にしてしまう人もいるのでしょうね。
動画や画面ごしに観るなんて昔の人は夢にも思わなかったでしょう。
大切な部分は残しつつ、時代に合わせて存続して欲しいです。
救済ルールのご祈祷が後日あるとはいえ、それはうっかり見てしまった人のためのためのもの。わざわざわ動画を撮り画面越しなら大丈夫というルールを設ける必要はない。
家のガラスに写ったのをうっかり見てしまった人も、ご祈祷を受けに来たくらいだ。
間接的ならいいだろういうなら、鏡越しでもいい事になる。
ご祈祷を受けるなら見てもいい
ことにすると興味本位で地元以外の人が見に来ることも考えられるし、その人たちが、真面目に3日後ご祈祷に来るとは限らない。
見てはいけない祭りの風習を変える必要はないと思うが。
地震で被害を受けた寺院の僧侶が『今までは仏像を撮影されるのは嫌だったが地震被害の後、考えが変わった。どんな形でも記録が残る方がよい。』と仰っていた。
お祭りなども時代とともに失伝してしまうと復活させる事はとても困難だ。
伝統を大事にしつつ、画像・映像で残す事も有意義だと思う。
※「Yahoo!ニュース」より引用
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