こんにちわ『坊主(ボウズ)』です!!
昨日、実家の掃除をしていたら、父がコレクションしている『古銭』や『古札』が出てきました。
父に了承を得て、コレクションの一部を見せてもらいました。
コレクションの中には、様々な年代の『古銭』や『古札』がありました。
見ていくうちに、ちょっと「値段」や「価値」が気になってしまったので、インターネットで古銭や古札の「価値」を調べてみました。
『古銭』には色々な種類があり、『穴銭』『皇朝銭』『絵銭』などがあります。
穴銭は有名で、硬貨の中央に穴が開いている古銭のことを言います。身近なところでは、現在でも使用されている「5円」「50円」も穴銭です。
穴銭には様々な種類があり、中でも『和同開珎』や『寛永通宝』などが有名です。
この『和同開珎』は日本最古の硬貨で708年から作られていたそうです。
物によっては、『550万円』で取引されているそうです。
残念ながら、父のコレクションの中には「和同開珎」ありませんでした。。
『古札』の歴史も古く、日本で初めての「お札」は1600年の江戸時代ごろからあります。
伊勢山田地方(現在の三重県)にいた商人が発行した『山田羽書(やまだはがき)』と呼ばれる証書で、商人達が、金属のお金のかわりに、紙に書いておつりとして使い始めたのが「お札」のはじまりだと言われています。
この、『山田羽書』は現在、オークションなどで「1万円」から「2万円」程度で取引されているそうです。
「山田羽書」は、あまり値段は高くありませんが、古札を調べて行くとびっくりする値段が付いている物を見つけました。
それは『旧国立銀行券 弐拾圓札(にじゅうえんさつ)』です。
まず、旧国立銀行とは
1872年(明治5年)の国立銀行条例に基づいて開設された金融機関です。
この時代に作られた『1円札』『5円札』『20円』は特に高額で取引されています。
「1円札」で『25万円』。
「5円札」で『100万円』。
「20円札」で『800万円』。
特に最後の「20円札」は、状態がいい物であれば、『2000万円』程度の値が付くと言われています。
これも父のコレクションの中には、もちろんありませんでした。
また、現在流通している「硬貨」や「紙幣」にも希少価値が高いものがあります。
それは、『製造エラー』によって作られた硬貨や紙幣です。
製造エラーとは
硬貨や紙幣を製造中に、「くぼみ」「へこみ」「印刷ズレ」「穴ズレ」「穴無し」「角度ズレ」などの事です。
「穴なし」や「穴ズレ」の『5円硬貨』や『50円硬貨』は数千円から数十万円程度で取引されています。
また、硬貨と違い紙幣には製造年の代わりに、「6桁の数字」と「2つか3つのアルファベット」で構成された「記番号」が印刷されています。この番号が「ゾロ目」や「キリ番号」だと高価に取引されるそうです。
例えば
「一番」
数字が000001のもの。
「ゾロ目」
111111、333333などの番号で数字が小さいほど良い。
「キリ番」
100000や900000などの下五桁が0で揃っているもの。
「A-A券」(トップ番号)
A000001Aがその紙幣の最初の記番号。
「ZZ-Z券」(ラスト番号)
ZZ900000Zはその紙幣の最後の記番号。
特にA-A券の000001から000100までは記念品として施設や機関に寄贈されるので、通常は流通することは無いのですが、以前テレビ番組に「A000007A」の1万円札が登場した時には、『300万円』の値段がつけられたことがありました。
これを気に、皆さんもお札の番号などをチェックされてみてはいかがですか?
それでは今日はこの辺で!!
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