こんにちは。坊主です。
2020年12月3日、「ドン・キホーテ」の社長がインサイダー取引の容疑で逮捕されました。
逮捕されたのは大原孝治氏です。
大原氏は”知人男性”に自社株の購入を勧めた「取引推奨」の疑いが掛けられています。
果たして、この知人男性とは誰なのでしょうか?
大原孝治が知人男性を相手にインサイダー取引?
大原氏のインサイダー取引疑惑について、「文春オンライン」は次のように報じています。
「流通大手のユニー・ファミリーマートHDは18年10月にTOBを実施し、
ドンキをグループ会社としました。大原はその計画が公表される前の9月、
知人男性に自社株を買うよう勧めたとして、
金融商品取引法の取引推奨の疑いがもたれている。」
「パチンコなどのアミューズメント業を手掛ける実業家です。
業界でも派手好きで知られ、
石田純一や清原和博を広告に起用してきた。大原とは以前から交流がありました」
(同前。男性の代理人は「事実です」と回答)
(2020年12月12日配信)
上記の通り、インサイダー取引を持ち掛けられた知人男性とは、パチンコなどのアミューズメント業界を手掛ける実業家でした。
一体、この実業家とは誰なのでしょうか?
世間の反応
海外なら資産凍結。
この様な私利私欲的な経営者が格差社会を作る。
高額納税義務を課すべき!
こんな甘々の罰なんだね
今回この人が得た利益は、誰かが損したのに
情報を提供された方は罪にならないってこともPRできましたね。
実業家の知人男性とは誰?名前は?
インサイダー取引の相手である実業家とは誰なのでしょうか?
この人物はパチンコ業界などを手掛けており、過去には石田純一さん及び清原和博さんをCMに起用していたようです。
そこで、2人をCMに起用した企業を調べたところ、以下の情報が確認されたのです。
とすると、
石田のメインの仕事になるのはお得意のイベント営業になりそうだ。
中でも大きな営業先は、
彼を長年にわたってイメージキャラクターとして起用し続ける、
パチンコ店などのアミューズメント施設を運営する『ベガスベガス』だ。
「それまでは清原和博氏を起用していましたが、
薬物騒動により2015年から石田さんが引き継ぎ、
広告塔としてCM出演やホールのオープニングイベントにも出席しています。
※「https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_JPrime_17911/pid_2.html」より引用
上記の通り、「ベガスベガス」はパチンコのCMに石田さんと清原さんを起用していたのです。
この情報だけを見れば、ベガスベガスは文春の報道と合致します。
同社の社長は高橋秀之氏が務めていますが、結論から言えば、インサイダー取引の相手とされている実業家は高橋氏ではありません。
それは、高橋氏がベガスベガスの社長に就任した日が関係しています。
文春の報道によると、問題の実業家は自社のCMに石田さんと清原さんを起用していました。
ベガスベガスのCMに石田さんと清原さんが出演していた期間は以下の通りです。
(1)清原和博:~2014年まで
(2)石田純一:2015年~
上記の通り、2014年を境にベガスベガスの広告塔が交代しています。
ところが、高橋氏がベガスベガスの社長に就任したのは2014年6月のことなのです。
ttps://p-media.info/株式会社ベガスベガス%E3%80%80会長/社長/専務が新任/
※URLの先頭に「h」を付けてご覧ください。
つまり、高橋氏の役職を踏まえれば、彼がCMの人選に関与できるのは石田さんのみであり、清原さんについては権限がなかったと推測できます。
文春は、インサイダー疑惑の実業家について「石田純一や清原和博を広告に起用してきた」と報じています。
このことから、この実業家は2人のCM起用に直接関わっていたことが分かります。
しかし、先述した通り、高橋氏がベガスベガスの社長に就任したのは2014年です。
そのため、2013年以前から同社のCMに起用されていた清原さんの人選に高橋氏が関与できるはずがないのです。
さらに言えば、文春は石田さん及び清原さんが出演したCMの内容について一切言及していません。
この事実から、彼らがパチンコ以外のCMに起用されていた可能性も否定できないのです。
ラファエルにも疑惑が飛び火
今回の文春報道がきっかけとなり、インサイダー取引の相手が実業家であることが分かりました。
しかし、それ以前の報道では「知人男性」としか報じられていなかったため、ネット上では”ある人物”に疑惑の目が向けられることになったのです。
その人物というのが、YouTuberのラファエルさんでした。
実は、ラファエルさんは自身のYouTubeチャンネルの中で大原氏とコラボしており、さらには公私に亘って交流があったのです。
白い仮面姿で知られるラファエル氏は、
元自衛官という異色の経歴を経て、
現在では実業家や投資家としての顔も持つ人物。
そんなラファエル氏の動画のバックナンバーには大原氏との数多くのコラボ動画が存在し、
なかには大原氏にベンツやドンキ六本木店の権利をねだるといった内容の動画も見られる。
※「https://www.mag2.com/p/money/980649」より引用
以前から大原氏と親交があったために、ネット上ではラファエルさんを疑う声が複数上がる事態となったのです。
ドンキの件では大原社長のとこに調査が入ったのか?知人てラファエルとかじゃないよね笑
— みじんこ (@MJWF) October 29, 2020
ドン・キホーテ(PPIH)前社長は大原孝治氏だけど、ラファエルとかに、株を購入させたのかな?
ベンツをくれてやったり、気前良かったよね?
もし、ラファエルとかだったら、株のインサイダー取引2回目じゃん
— CHERUBIM (@Cherubim0709) October 29, 2020
しかし、今回の文春報道により、インサイダー取引の相手はアミューズメント業界の人間であることが判明しています。
ラファエルさんはパチンコ業界の人間ではないため、全くの人違いであることが確定したというわけです。
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