【院長は誰】歯医者の名前は竹中昇院長↓フッ化水素酸誤塗布事件のその後

時事

こんにちは。坊主です。

2020年6月4日、秋葉原の路上で「フッ化水素酸」がこぼれている事件が発生しました。

フッ化水素酸は猛毒で人体に触れると激しい痛みがあり、死亡する事例も報告されています。

1982年には、このフッ化水素酸を”誤塗布”する事件も起きています。

それが、八王子の歯科医院で起きた「フッ化水素酸誤塗布事件」です。

一体、誤塗布事件の歯医者は誰なのでしょうか?

フッ化水素酸誤塗布事件とは?

フッ化水素酸誤塗布事件とは、1982年に八王子の歯科医院で起きた医療事故です。

歯科医院では治療用に「フッ化ナトリウム」(無毒)が常備されていますが、これとフッ化水素酸(猛毒)を取り違えたことで事件が起きたのです。

治療に当たった院長(当時69歳)もフッ化ナトリウム(無毒)のつもりでフッ化水素酸(猛毒)を患者に塗布していました。

取り違えが起きた原因は、院長の妻がフッ化ナトリウム(無毒)を業者に注文する際に「フッ素」とオーダーしていたのです。

この注文を受けた業者は「フッ素=フッ化水素酸」と解釈し、この病院にフッ化水素酸(猛毒)を届けていました。

フッ化水素酸は猛毒であるため、法律によって取り扱いが厳しく制限されており、これを注文した際には受領書への捺印が義務付けられているのです。

当然、院長の妻も受領書の捺印しましたが、本来注文するはずであったフッ化ナトリウム(無毒)の場合、捺印は必要ありません。

つまり、受領書への捺印を求められた時点で誤発注に気づけたはずなのです。

また、フッ化ナトリウム(無毒)とフッ化水素酸(猛毒)では容器のラベルも違うため、治療に当たった院長も気づけたはずです。

しかし、度重なるヒューマンエラーにより、今回の誤塗布事件は起きてしまったのです。

世間の反応

ぎゃぁぁぁ💨💨💨💨

フッ化水素酸漏れとか恐すぎ😰

こ、怖!フッ化水素酸!??うぎゃ。

いやいや何がどうなったらフッ化水素酸がごほれるねん

業者らしいけど管理体制ずさん過ぎやろ、業務停止や

フッ化水素酸を誤塗布した歯医者は誰?名前は?

猛毒のフッ化水素酸を誤塗布した歯医者(院長)は誰なのでしょうか?

そこで、この院長について調べたところ、名前が「竹中 昇」氏であることが判明したのです。

当時の事件を「読売新聞」は次のように報じています。

事故のあったのは、
同市めじろ台一の七の七、
「竹中歯科めじろ台医院」=竹中昇院長(六九)=

※「http://www.snet.ne.jp/milk32/fusso.html」より引用

竹中院長はフッ化水素酸を自分の歯にも塗布しており、その直後に強い刺激を感じ、歯茎が荒れたようです。

その時に初めて薬品を間違えた可能性に気付いたと語っています。

竹中 昇院長のその後+現在は?

竹中院長は事件の直後に脳血栓を起こして入院しました。

その後、院長は刑事責任を追及されることになり、最終的には起訴されています。

裁判の結果は「禁固1年6ヵ月」(執行猶予4年)でした。

(6)東京地方裁判所 八王子支部
昭和58年2月24日判決

(竹中昇・歯科医師・禁固1年6月、執行猶予4年)

※「https://blog.goo.ne.jp/rdxcv99」より引用

判決そのものは「有罪」でしたが、執行猶予が付いたことで実刑は免れました。

ただ、事件の”その後”については明らかにされておらず、現在の様子は不明です。

事件当時69歳だったことから、現在も存命であれば107歳となっています。
(2020年6月現在)

しかし、平均寿命を考えれば既に死去していると思われます。