こんにちは。坊主です。
今回は、岸 敏夫さんを取り上げます。

「ケイセイ・フーズ」の社長を務めている彼ですが、ここに来て従業員がストライキを起こし、佐野サービスエリア(SA)上り線の売店全てが営業停止状態に陥っています。
一体、従業員がストライキを起こした理由は何だったのでしょうか?
今回は、従業員からストライキに遭っている社長・岸 敏夫さんについて調べてみました。
目次
佐野SA(上り)で売店営業停止!ストライキの理由は?
ストライキが起きた理由について「日刊スポーツ」は次のように報じています。
関係者によると、
同社(ケイセイ・フーズの)親会社にあたる建設会社にまつわる信用不安情報が、
フードコート、
売店に商品を卸す取引先の業者に露見してしまったという。
そのため、
7月25日前後から商品が納入されなくなり、
今月1日には倉庫から在庫がなくなってしまった。
(2019年8月14日配信)
上記の通り、直接の原因は「ケイセイ・フーズ」ではなく、その親会社の信用不安だったようです。
これまでのケイセイ・フーズは取引先から商品を仕入れてから、60~90日後に代金を支払っていました。
しかし、親会社の信用不安が発覚してから、商品の代金を”前倒し”で支払う契約を結んだようです。
この”再契約”により、商品の納入が再開されました。
ところが、後になって社長が契約内容の変更を訴えたのです。
ただ9日になって、
覚書にサインした社長から内容の変更を命じられ、
そのことを取引先に告げたところ「条件の変更は無理」
と反発されたという。
社長はいったん取引先に商品代金を即金で払う案を提案したものの、
資金繰りが難しいことが発覚して撤回しようとしたという。
社長である岸さんは資金繰りを理由に再契約の内容を、みたび変更しようとしたのです。
解雇された従業員は社長の経営方針に対して次のようにコメントしています。
代金を支払えない可能性がある状態で
商品を発注するのは心苦しい。
今回のストライキは、岸さんの経営方針に対して、従業員全員が「NO」を突き付けたというわけです。
世間の反応
「勇気あるストライキに敬服します!」
「いくら社長でも道義に反することにNOと言える従業員が素晴らしい」
「従業員の判断を支持する」
社長退任でストライキ終了へ
岸社長の退任とストライキの終了が報じられました。
ストライキ終了について、「日刊スポーツ」は次のように報じています。
(不当解雇された)加藤氏はフェイスブックで
「私たち佐野サービスエリア労働組合は、
2019年9月22日午前6時、職場に復帰しました!大変急な話だったので、
口頭による合意のみによる復帰です。両者の認識が合致しているかどうか、
最終的な合意内容のすり合わせは、
これからということになります」と明らかにした。
(2019年9月23日配信)
問題となる社長の進退については、「退任」の報告で話が進んでいるようです。
複数の関係者によると、
ストが長期化したことなどを受けて、
岸敏夫社長は退任するという。
不当解雇された加藤正樹氏が経緯を告発
今回のストライキで中心的な役割を担っているのが加藤正樹氏です。
加藤氏は総務部長を務めていましたが、ケイセイ・フーズから解雇されてしまったのです。
会社側と従業員の意見には埋めがたい溝が見られますが、解雇された加藤氏が一連の騒動について「文春オンライン」に告発しました。
加藤氏は“覚書”を作成。
従前、ケイセイ・フーズの取引業者への商品代金支払いは翌々月だったが、
この緊急事態に、
加藤氏は商品の代金を前倒しで支払うことと、
従業員へ3カ月後までの給与の支払いを確約することを記し、
岸社長にサインを迫ったのだ。
「8月5日には社長も渋々サインをし、
安心した業者から商品が再び納入され始めました。従業員もこれで今まで通りお客様に商品を販売できそうだと、
胸を撫で下ろしました」
(同前)
しかし、8月9日、
岸社長から「資金繰りが苦しいので、
取引先に覚書の条件を緩めてもらってこい」と申し入れがあったのだ。
(2019年8月24日配信)
当然のことながら、加藤氏はこの申し出を断ります。
しかし、岸社長は聞く耳を持たず、次のように発言したと言います。
「(覚書の内容を)破るのはお盆明けの20日でいいな」
加藤氏と岸社長の話し合いは最後まで平行線のまま、両者が折り合うことはありませんでした。
しかし、その直後、加藤氏は解雇を宣告されたのです。
「帰り際、取引先の人がいたので日常会話をしていたら、
社長がやってきて『解雇、解雇、解雇』
と連発したのです。
さらに社長は
『オマエ、何話してるんだ!
加藤の言ってる事は全部嘘です』
とその場で喚き出しました」
こうして加藤氏はその日の内に荷物をまとめるように指示され、その3時間後には後任の総務部長が送り込まれてきたようです。
ケイセイ・フーズ社長:岸敏夫の経歴↓片柳建設の代表も
ケイセイ・フーズの社長を務める岸さんの経歴を調べたところ、「片柳建設」の社長を務めていたことが判明しました。

※「openwork」より引用
ただし、2018年10月に人事異動が行われ、10月4日付けで田屋克則氏が代表取締役に就任しています。
平成30年10月4日付で、
田屋克則が代表取締役に就任いたしましたことをご報告いたします。
※「片柳建設」より引用
ちなみに、過去の経歴を見ると、2013年時点の岸さんは「専務」でした。
続いて、
同組合理事長の岸敏夫同社専務が現場で起こる労働災害、
安全の重要性について熱く語り、
安全管理能力の向上と快適な作業環境作りが無事故・無災害に繋がる第一歩と力説。
※「片柳建設」より引用
(2013年7月19日公開)
糖尿病も患っていた
岸さんはライザップの経験があり、公式サイトにはインタビュー動画が公開されていました。
この動画でも語られている通り、岸さんは糖尿病を患っていたのです。
体重以上に岸さんを悩ませていたのは糖尿病だった。
血糖値は通常の2倍。
薬に頼らず改善する道は無いかと模索するも、
なかなか良い結果を得られないでいた。医師からは
「インスリンを打つか、
そのうち目が見えなくなるかも」と告げられ衝撃を受ける。
そんな岸さんが望みをかけたのがライザップだった。
※「ライザップ公式サイト」より引用
糖尿病に負けない強い肉体になるべくライザップに入会した彼ですが、その結果、糖尿病の数値は劇的に改善されたと言います。
経営者として忙しい毎日を送るなかでのトレーニングと食事制限。
妻からの献身的なサポートを受け努力を続けた結果、
0.3kgの減量に成功するほか、
3ヶ月で糖尿病も劇的に改善。
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