こんにちは。坊主です。
今回は、1989年7月24日に発覚した「旭岳SOS遭難事件」を取り上げます。

2022年8月10日放送の「世界の何だコレ!?ミステリー」にて、SOS遭難事件が紹介されます。
一体、SOS遭難事件とはどんな事件だったのでしょうか?
目次
旭岳SOS遭難事件の遭難者(死亡者)は誰?身元(名前)の特定は?音声テープあり
旭岳SOS遭難事件が発覚するきっかけは2人の遭難者でした。
1989年7月24日、黒岳から旭岳に向かう途中で行方不明になっていた遭難者2人を北海道警察のヘリコプターが捜索していたところ、白樺の木で作られた”SOSの文字”を発見します。
そこで、このSOSの付近を重点的に捜索したところ、行方不明になっていた遭難者2人が発見されたのです。
しかし、SOSの文字を作ったのは救助された遭難者2人ではありませんでした。

そのため、北海道警察が再び遭難者の捜索に乗り出したところ、SOSの付近から、”動物に噛まれた痕がある人骨”と遺留品が発見されました。
鑑定の結果、最終的にこの人骨は愛知県 江南市に住む会社員(男性:25歳)のものであることが判明します。

この会社員の遺留品にはカセットテープがあり、”ある音声”が録音されていました。
実際の音声テープの内容がこちらです。
この動画では2本の音声テープが収められていますが、
後半の音声は本事件とは無関係の内容です。
旭岳で遭難死した男性の音声は前半の内容となっています。
問題カセットテープには救助を求める男性の声が録音されていました。
男性が意図的に声を録音したのか、それとも偶然録音されてしまったのかは現在でも議論が続いており、真相は不明です。
しかし、最も不可解なことは、この男性が失踪したのは1984年のことで、今回のSOS遭難事件が発覚する5年前だったことです。

また、この男性が作成したと思われるSOSの文字については、事件発覚の2年前(1987年)の時点で既に存在が確認されていました。
実は、同年9月20日に林野庁が遭難場所の上空を撮影しており、その写真にSOSの文字が写されていたのです。
実際に上空から撮影されたSOSの写真がこちらです。
本日7月24日は、大雪山にて「SOS遭難事件」が確認された日です。この件で遭難した人は助かったのですが、一部謎が残っています…
シラカバの倒木でSOSを作った本当の人物は人骨となり発見されたのですが、一人でこの重労働ができるのならなぜ下山しなかったのか?カセットテープのボイスも怖いです.. pic.twitter.com/xYZJGOTd2M
— FANG (@FANG90821933) July 23, 2019
遭難死したSOS文字の主ですが、後の鑑定により、生前に骨折していたことも判明しています。
そのため、この男性は身動きが取れず、自力で下山することが出来ずに死を迎えたと予想されます。
一体、遭難死した男性は誰なのでしょうか?

そこで、当該人物について調べたところ、「I村」との情報が確認されたのです。
しかし大雪山ではちょうど5年前の7月、
愛知県江南市の会社員I村さん(当時25歳)が縦走中に消息を絶ち、
家族からも捜索願いが出されていた他、
HBC(北海道放送)取材班が7月29日にヘリコプターを出動させた現地調査で
I村さんの運転免許証やユースホステル会員証などを発見した事で
見つかった遺骨はI村さんであると推察されるに至った。
※「https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=619680&id=67758221」より引用
この投稿ではI村とイニシャルで表記されていますが、当時の報道では実名で報道されていたと思われます。
ただ、現在の情報では名前が伏せられており、I村さんの実名は不明となっています。
世間の反応
子供の頃に音声テープを聞いてゾッとしたの覚えてる。
今でも軽くトラウマだわ。
大人になって見返しても不気味な事件だよね。
熊に食べられたなんて話もあるけど、
真相は藪の中なんだよな。
SOS文字の場所(=遭難した場所)はどこ?
SOS文字が作られていた場所はどこなのでしょうか?

そこで、男性が遭難死した場所について調べたところ、旭岳の南方にある「忠別川源流部の湿原地帯」であることが分かったのです。
(h)ttps://kowaiohanasi.net/taisetuzansounan
SOSの文字(倒木)は既に撤去されているため、今となっては正確な場所を特定することは困難です。
ただ、以下のツイートでは凡その場所が示されていました。
SOS遭難事件 1989年7月24日、大雪山系の旭岳付近で行方不明者捜索中の道警ヘリコプターが、登山ルートから外れた旭岳南方の忠別川源流部で、倒木を積み上げて造られた一辺約5mのSOSという木文字を発見。Wikipedia
僅かでも痕跡が残ってないかなと2,3日探してみたが、ネット上に情報があった。 pic.twitter.com/dAGeoijsvw
— 菅野完の政界進出を阻止! (@68RocKhill72) July 26, 2022
この場所は旭岳の登山ルートから大きく外れた場所であるため、遭難死した男性は何らかの理由でルートを間違えたと思われます。
遭難死した男性の同僚が5ch(2ch)に書き込み?
2012年11月、匿名掲示板の5ch(2ch)に、遭難死した男性の同僚を名乗る人物が現れました。
同僚を名乗る人物の書き込みがこちらです。
317名無しさん@お腹いっぱい。
2012/11/19(月) 15:54:33.15
ID:1PGx/CkN中の人です
当初 骨盤の大きさから遺骨が女性の物との報道がありましたが
遭難者はズックリムックリ体型であったため
そのように誤解されたと記憶しています休暇を取り北海道旅行中の遭難で宿泊施設に大雪山にハイキングに行くといい残し
荷物を置いたまま出発し遭難されました。宿泊施設から遭難の連絡があり
捜索の為ヘリコプターも投入されました。おそらくそのヘリコプターを見てSOSの文字を作ったのではないかと思われます。
318名無しさん@お腹いっぱい。
2012/11/19(月) 16:02:51.60
ID:1PGx/CkN故人は好奇心の強い人で
いろんな分野に関心がありヲタク関連にも豊富な知識を持っていました宿泊施設に残したカメラには多数の千歳基地の自衛隊機の写真が撮影されていたため
当時はソ連のスパイで何かしらのトラブルにまきもまれたとの推測もありました。又遭難行方不明後知人に手紙/電話連絡があった等の未確認情報が飛び交っていましたが
残念な結末になりご冥福をお祈りします
321名無しさん@お腹いっぱい。
2012/11/26(月) 01:48:27.46
ID:6PHa7KWK>>319
故人は同僚でした>>320
当時(おそらく現在も)民間の捜索ヘリはチャーター費用が非常に高く
30分-1時間しか捜索できなかったと聞いています。宿泊施設からの連絡では遭難であるとの確証もなかったため
2-3回しかヘリコプターをチャーターできなかった為発見できなかったのでしょう工場のみではなく全社で捜索ヘリコプターのカンパを募りましたが
十分な捜索が出来ず残念な結果になってしまいました
323名無しさん@お腹いっぱい。
2012/11/30(金) 03:10:36.56
ID:CjCemVAU>>324
>>322
個人はヲタ風ではありましたが
仕事では非常に優秀な人でした。当時大きなプロジェクトが完遂した直後の休暇で遭難されています。
当時の報道で骨盤の大きさから女性との報道がありましたが
故人の体型ならば間違われている可能性もあるなって社内では言われていました。又彼ならばSOSの文字作ったり
音声を録音する行動をしても不思議ではないなって感じていました
325名無しさん@お腹いっぱい。
2012/12/03(月) 21:35:22.28
ID:mgLjX6OA>>324
自分自身 オタ傾向があるので故人に対する偏見はありませんでしたが、
アニメキャラ SOSの文字 テープ録音等の遺留品から警察発表前に故人に間違いないと社内では皆確信をもっていました。
327名無しさん@お腹いっぱい。
2012/12/10(月) 22:49:56.48
ID:UVw37D6r>>324
故人はオタ風ではありますが
自分の関心興味のあることに深く知見を得たいという知識欲の深い人物でしたので業務上も非常に優秀でした。非常に難解なエネルギー関連の熱量計算もやすやすとこなしていたのが印象的でした。
反社会行為を行った宮崎事件との相関はあまり感じませんでした。
328名無しさん@お腹いっぱい。
2012/12/10(月) 22:50:47.97
ID:UVw37D6r>>324
リンク先 前列右から3番目のラジカセの大きさの7割ぐらいの物です。おそらく最大音量にしても大声を発した方が大音量が出たのでは無いでしょうか?
おそらく声も出せないぐらいに体力が消耗した時用に録音したのはないかと推測しています。
故人はいろいろな可能性に対し複数の対策を提案するのが常でしたから。
個人的疑問としてはSOSの文字を作る体力があれば
何とか自力で下山できなかったのは何故かと思います。何かしらの理由があったとは推測しますが謎です
※「https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1560071634/l50」より引用
同僚を名乗る人物によると、遭難死した男性はオタクで、体型は”ずんぐりむっくり”とのこと。
当初、発見された人骨は女性と鑑定されましたが、これは男性の体型がふくよかで、女性のような体型だったために誤判定されたと推測されています。
ただ、上記書き込みの人物は本当に遭難死した男性の同僚なのかは不明であるため、”自称”の域を出ない話と言えます。
最近のコメント