こんにちは。坊主です。
今回は、人気絵師(イラストレーター)の「古塔つみ」さんを取り上げます。
YOASOBIのキーヴィジュアルを手掛けるなど若者を中心に絶大な支持を集めていた古塔さんですが、トレース(トレパク)疑惑が浮上し紛糾しています。
— 古塔つみ (@cotoh_tsumi) February 3, 2022
その渦中、新たなトレース疑惑が浮上したのです。

一体、新たに発覚したトレース疑惑とは何だったのでしょうか?
古塔つみに新たなトレパク疑惑↓AKIRAのバイクもトレース?
新たに浮上したトレパク疑惑について、「J-CASTニュース」は次のように報じています。
【100RT】「パクリ騒動」古塔つみに新疑惑 AKIRAのバイクと酷似?一部商品に指摘、講談社は「許諾してない」#AKIRA #トレース #講談社 https://t.co/lvLkWvhB1q
— J-CASTニュース (@jcast_news) February 9, 2022
同記事によると、古塔さんの作品に登場するバイクが「AKIRA」に登場するバイクと酷似しているとのこと。
両者の画像がこちらです。
https://twitter.com/stereogrunge/statuses/1491318262780796929
パクりデザイナーさん、今度はAKIRAのバイクで叩かれてるのか···。
「金田のバイクと言え!」
からの
「金田のではないけどな!」
にコンボしたい。 pic.twitter.com/eAvtoHldzE— まんたろー。 (@MANTARO2021) February 9, 2022
バイクの構造はもとより、ステッカーまで一致していることから、古塔さんがアキラのバイクを”参考”にしたことは間違いないでしょう。
しかし、AKIRAの著作権を保有する講談社は絵の使用許可を出していないとのこと。
つまり、古塔さんは講談社に”無許可”でAKIRAのバイクを自身の作品に登場させたことになります。

ただ、それ以上に問題なのは当該作品を販売(商用利用)している点でしょう。
#古塔つみ さん文字だけ変えるという姑息な変更をした(そのままはマズイとわかってる)上で販売しちゃってますね。#AKIRA#金田のバイク#大友克洋#講談社#ANARC pic.twitter.com/80LRS0cjcq
— はぐ (@haghag1203) February 5, 2022
上記ツイートにある通り、問題のバイク絵はパーカーとして既に販売されているのです。
さらには、バイクに跨る女性についてもトレパク疑惑が浮上しています。
というのも、その女性のポーズが永野芽郁さんの写真と酷似しているのです。
著作問題を理解しながら、なんでパーカーを販売できたんだろう。AKIRAと永野芽郁、両方の権利関係クリアできたのかな。 #古塔つみ pic.twitter.com/4yavWA3rNj
— zapa (@zapa) February 9, 2022
もし、バイクに跨る女性の元ネタも永野さんであれば、問題の作品はトレースにトレースを重ねたことになります。
世間の反応
検証サイトに掲載される画像(作品)が増えているのは、
最初の段階、
「トレース」している画像(作品)が複数指摘された段階で
(特に、服のしわまで一致というのはあり得ない)
正直に謝罪して(もし、賠償が関わるケースがあるのならきちんと賠償の約束もして)、
再出発するしかないと思うが。『ちはやふる』の作者の方も、
過去にトレース問題を起こして既刊本が全て絶版とされた中から、
再度、映画化までされた作品を発表していることを思うと、
作家としての良心が古塔つみ氏にあるのなら謝罪すべき点は謝罪して再出発して欲しい。
素体だけポーズ参考にするは合法だけども。
参考ってイラストに限らずどの職種でもやってる事だと思う。
「参考」ならば。
反転してほぼそのまま模写したイラストは、
「参考にした」ではなく、単なる模写だと思う。ロゴ消しただけ、とかも。
だったら、
ピンタレストスケッチ、とか模写とか明記しとかないと。私も練習でピンタレスト模写するけど、やっぱりそれは模写だし。
この方のやっている事は、
イラストを常識的に描いている人にも
、一般人のレンズを誤解させてゆがませるという迷惑かけるし、
オマージュまともの作ってる作者も世間に誤解させてしまう、失礼な行為だと思う。オマージュっていうのは、
その模倣した作家に愛があるからの行為。あえて明言してなくても、
むしろ気づかれて喜ばれるし、発見してもうれしいもの。一方パクリは、気がつくとただただ、虚しい気持ちになるもの。
いちばん肝心なトレパクを最初に認めなかったから検証がまだ過熱してると思う。
講談社に問い合わせがいったというのもそのひとつで、
他にもそういう動きがあると思う。講談社の返答は検証する人たちに勢いをあたえたと思う。
トレパクで自分だけ楽しんでるうちは軽くすんだかもしれないけど、
商売までやっては火傷ですまないと思う。この商売に手をかしたブランドも罪が重いと思う。
NiziUも反転してトレース?元ネタの絵や画像は?
AKIRAのバイク以外にも、以下の作品がトレースを指摘されています。
古塔つみ先生(笑)の作品(笑)の中で個人的に一番面白いのはこのイラストかな。シュプリームは知ってて反転から直してるけどNiziUは知らないのか反転直さずそのままでUiziN(初陣)になっちゃってるの本当に中身はアラフィフのおっさんなんだなって。てかテレビ局も気付けよ。 #古塔つみ pic.twitter.com/7bvQprkQX0
— む。 (@uWMxQ03Vv9pbJ7w) February 6, 2022
着目すべきは右側のキャラクターの胸元に記された「UiziN」という文字です。
この内、「z」と「N」が”反転”していることから、本来の表記は「NiziU」であることが分かります。

NiziUといえば、全国区の知名度を誇る日本のガールズグループです。
古塔さんがNiziUを参考にして同イラストを描いたのであれば、本来の表記を反転させて「UiziN」にする意味や理由はありません。
「UiziN」は「ういじん」と読めることから、
SNS上では同作品について「初陣」と揶揄する声が上がっています。
しかし、古塔さんがNiziUの存在すら知らずに”トレース”したとすると、本来の表記など知る由もないため、反転させたままで作品を公表したのも納得できます。

ただ、トレースの元ネタとなった絵(画像)については特定されていないため、トレパクとは断定できない状況なのです。
NiziUの元ネタについて情報をお持ちの方はコメント欄よりお知らせ下さい。
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